今の季節、外に出るのはもっぱら夕方。真上からギラギラ照りつけるこの時期の日中の太陽が、あんまり得意じゃないから。なにしろ真上から射すので、木陰や建物の陰など全く役に立たず、どこにも逃げ場のない、追い詰められたような気分になるのがどうもいただけない。真横や正面から照りつける西日だって、思わず目をぎゅっとつぶってしまう眩しさだ。だけどあの、セピア色に近い、この季節特有のなんともいえないオレンジ色といったら。もの懐かしさが込み上げるような、みぞおちのあたりが息苦しくなるような。毎回ついサングラスを外して見入ってしまう。強い陽射しが目に良くないことは知ってるけど、そんなことどうでもよくなる。

いつまでも眺めていたいのに、夕陽が沈みゆくまでの時間はとても早く過ぎ去る。夕陽が好きな色をしている今のうちに、どこまでも続くような真っ直ぐ伸びる道路に車を走らせて、夕陽を追いかけてみたい。アメリカ国外への移住が現実味を帯びてきたので、できればそのまえに。











すてきな夏を。
Beautilly captured especially the shadow.well shared thanks 😊
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Thank you!
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My pleasure 🙂
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