小春日和のニューヨーク ファイザー社製ワクチン接種

今年請け負った2件目の仕事を無事終えた。

立て続けにわりと大きめなプロジェクトに関われたことは経験的にも収入的にもありがたいのだが、今回は請け負ったことを正直少しだけ後悔したほど困難な内容だった。仕事中は眉間にシワが寄りっぱなしなのが気になり、顔にパックをしながらという衝撃的な外見で、仕事にとり組んだ。

一体全体なにがそんなにも困難だったのかというと、ある研究成果を発表するカンファレンスを訳する仕事で、7時間に及ぶ音源書き起こしから携わったのだが、英語の音源書き起こしは手慣れているはずが、今回は世界中から参加した博士達によるもので当然英語を母国語としない人々のスピーチが多く、書き起こしだけでかなり手こずった。納期を1日延期してもらったが、それでも時間ギリギリまで作業していた。最後の数時間、緊張で頭蓋骨が凝って地肌がキリキリと痛み、冷や汗が滲むほどの物凄いプレッシャーのなかで仕事をする、という金輪際経験したくないストレスを久々に味わった。大学生時代徹夜で課題をして、登校前ギリッギリまでデザイン模型の最後の柱に接着剤を塗ったりしていた頃の記憶が鮮やかに蘇った。眠りについたらついたで、課題を終わらせられぬままプレゼンの時間になり焦るオレ、などという悪夢まで見てしまった。

翻訳などの作業的な仕事は、初めの数日間に夜中までかかってでもかなりのスピードで前倒しで進める方針なので、デッドラインよりも早く納品出来るのが常だ。
それが今回は、どう踠いても捗らず、ゴールを見失い、まさか終わらなかったら。。。いやいやこのオレに限ってそんなことは。。。という堂々巡りと不安が頭の片隅をよぎり、気が重くなり、結果ますます仕事が捗らない、という悪循環に陥ってしまった。

なにごとも重く考えず気楽に、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせることの大切さに改めて気付いた。

そんな風にして颯爽とは言い難いスタイルで終えた仕事だったので、あとの爽快感は相当なものだった。

途中食事を取るために起きている時間もあったが、全体で48時間ほど眠り続けた。そうして日曜の朝にはすっかり元どおり元気を取り戻した。猫がまるで帽子のように頭に張り付いてずっと一緒に寄り添ってくれていたのでマッサージ効果があったのか、頭痛からも解放され、なんとも爽やかな目覚めであった。

少しだけ化粧を施し(夫の車はいつも必ず写真やビデオに撮られるので、青少年たちの夢を壊さぬよう、助手席のオレも見苦しくないよう身支度を整えねばならないのだ)、夫の早朝ドライブに付き合い、日本食マーケットにちょこっと寄って買い出しを済ませ、荷物をアパートのドアマンに預けてから、駐車場に戻ってValet Parking係に車を委ねる。それから近所のベーグル屋でスモークサーモンのサンドイッチをいつものようにケイパー多め玉ねぎ少なめで作ってもらい、気に入りのコーヒー屋Birchでカフェラテを買い、家でゆったり朝食をした。BirchコーヒーはBlue Bottleの次に好き。コロナ禍になってから、スターバックスなどの大手チェーン系列店ではなく、できる限り地元の店や、チェーン系列店でも小規模な店に意識して行くようになった。どちらにしろスターバックスはかなり以前からレベルが落ちているし、他にもスタッフ教育の面で気になるニュースを度々耳にしていたので、スターバックがなくなってもちっとも寂しくない。

ちなみに、ニューヨーク発の老舗Dean and Delucaはとっくのとうに幕を閉じたのに、日本にあるお店は未だ営業しているという摩訶不可思議さ…!おそらくは日本のお店を開けた当時、名前の権利を買い取り暖簾分けし、日本のお店は独自に営業しているのであろう。今後はコロナで倒産する老舗店が世界的に増えそうだが、日本に行けばあるというのは、やっぱり不思議なことにかわりないけれど、optimisticに考えれば嬉しいことかも。ワンダーランド・ジャパン。

日曜の話に戻そう。風が強いことを除けば気温52Fの小春日和が心地よく、久々に外で食事をしたいと思ったが、レストランやカフェは人々で溢れかえっていたので、テイクアウトにした。不要不急の外出を控える生活を1年間続けているので、マスク着用と同じくテイクアウトも日常生活にすっかり溶け込んでいる。
元々おうち大好きな筆者にとって、引きこもり生活は全くもって苦ではない。ニューヨークではテイクアウトのみを対象とする小さなキッチンだけの商売を新たに始めるのがブームになりつつある。

現在はキャパシティー30%まで屋内外食が可能だが、これからの季節は外の席に座りたい人が増えるので、コンスーマーとレストラン両方にとって、コロナ禍で外に造ったテーブル席はむしろ役立つことになる。

筆者はここ数年風邪もひかないほど健康なので、万が一コロナに罹っても悪化する可能性は低いかもしれない。だが、ニューヨークでも変異種コロナが依然猛威を振るっているのが現状で、まだまだ油断大敵だ。

ニューヨークでは、CDCの推奨に従い、たしかひと月前くらいだったか、マスクを2重につけるよう市民に呼びかけている。その呼びかけのニュースを見た翌日がちょうど週末で、早速夫婦揃って2重マスクで外出したのだが、意外と周りの人々もちゃんと2重マスクをつけていて感心したことは記憶に新しい。2重マスクをすると感染予防に繋がる可能性も高いという説もある。

ファイザー社製ワクチン接種結果

先週、夫がワクチン接種を済ませた。現在ニューヨークで出回っているワクチンはファイザーかモデルナ製で、夫はファイザー製のを接種した。軽度の喘息持ちなので、ワクチン接種を早期に受けられる枠に入っている。
結果的には幸い何の副作用も起こらず、ケロリとしている。(接種当日は眠気を催した様子だったが、彼は元から早寝の人なので、それが副作用だったのか否かは不明。)だが、夫が接種を希望した当初、副作用が心配でワクチン接種に断固反対していた。ながーい話し合いの末、副作用が起こる確率はかなり低いということで筆者が折れたのだが、そんな筆者の心配は取り越し苦労に終わり、ひとまずは安心している。だが、月末にワクチン接種第2弾が待ち構えているので、微かな不安は残っているというのが本音だ。

第2弾ワクチン接種結果についても、続報をお知らせする予定。乞うご期待。

それにしても、仕事が終わってホントよかった。また生姜や大蒜を毎日コツコツと取り入れた食生活に戻し、特に夫は第2弾ワクチン接種に備えて体調を万全に整えておきたい。

因みに我が家では、お味噌汁などスープ類に生姜を少し入れたり、ドレッシングに大蒜のすりおろしを加えたりなどして、ほんの少しづつだがそういった食材を食事に足し、免疫力アップを図っている。

ニューヨークの最初のロックダウンからちょうど1年が経過した今、夫婦揃って風邪もひかずに健康でいるところを見ると、『生姜か大蒜毎日ちびっと作戦』は効果発揮しているのではないだろうか。

気温の上昇に伴い自然と心身が緩み、なんだかふわふわした気分になって、たとえばマスクを忘れて外出したりなど、うっかり行動も珍しくない。
風が強かった日曜は、目にゴミが入り、目をゴシゴシしたくなって両手を目に近づける寸前ハッと我にかえった。危うくコロナに感染してしまうところだったかもしれない。ニューヨークでは道行く99%の人々がマスクを付け、手洗いも帰宅後自動的にしているはずにも関わらず、いまだに感染する人がいるのは、つい無意識に目や鼻や口元に手で触れる、そんな一瞬の無意識な行動によるところが大きいのではないだろうか。


守護霊か、はたまた亡くなった猫達なのか、どこのどなたかは存じませんが、目をゴシゴシしたくなった衝動を抑えてくれてありがとう。ダンケシェーン💗
ということで本日の1曲は、こちらをお届けします。

Wayne Newton – Danke Schoen

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