世界各地ではコロナ禍第2波のかなり高い波が押し寄せ、ニューヨークでも学校再閉鎖など連日暗いニュースばかりでどうにも辛気臭くなりがちですが、今日は地元の明るいニュースを。

今週月曜に到着したロッカフェラーセンターのクリスマスツリー。その巨大なモミの木の小枝茂みに隠れていたフクロウを作業員が発見。はるばるニューヨーク奥地の森からマンハッタンへ、なんと170マイル(274キロ)もの距離を3日間飲まず食わずで木にしがみついてトラックに揺られてきたらしく、発見当時はかなり衰弱していた。その後、野生動物保護センターで手厚い看護を受け、今週末には野生界へ戻れるまでに回復。
ロッキーはNorthern saw-whet owl(アメリカキンメフクロウ)という北米に生息するフクロウ科のなかで最も小型。小さくてヒナに見えるが、実は立派な成鳥。
野生動物保護センターのスタッフによると、こんな過酷な環境下に置かれても怪我ひとつせずいられたなんて奇跡としかいいようがない、のだそう。これぞ2020年のミラクル!
ものすごい勢いで開発中のワクチンが人々の手元に届くまであと少し。長い間立ち込めていた真っ黒な雨雲の間から一筋の光が差し込むのを見たような思い。明けない夜はない。
<本日の1曲>








