香りについて 〜The Perris Monte Carlo〜

世の中は暗いニュースつづき。マンハッタンでは、いまのところコロナウィルス感染者はゼロではあるが、それでもやはり、外出するのはなんとなく気が重い。感染率が極めて低い街に住む私でさえ、こんな気持ちになるのだから、感染源と見られている現地や感染者数が増えている日本、そのほかの土地に暮らす人々がどれだけこわい思いをしているか、想像以上だろうと思う。

アメリカでは、感染予防にはマスク着用よりも、手洗いが効果的だといわれている。ぬるま湯で石鹸を泡立てて最低20秒間洗う。それに加えてわたしは、長時間外出したあとにはシャワーを浴びることにしている。疲れてベッドに倒れこみたい自分を律してバスルームへ入りシャワーの蛇口をひねり、髪をざっと洗っても15分くらいで済む。手洗いだけよりも感染予防効果が倍増するような気がして、安眠できる。おすすめです。

こんなときこそ、お部屋にお花を飾ったりして美しいものを眺めたり、いい香りで気持ちを充して、不安になりがちな気持ちを和らげましょう。ハッピーな気分でいると、免疫力も向上するのだとか。

このあいだ外出ついでに香水屋さんへ立寄り、新たな気にいる香りに出会ったのでシェアします。ペリス・モンテカルロから2019年に発売されたRose De Mai。これはまさに、バラの花束そのものの香り。「バラの花の香り」とは、香水の説明欄で頻繁に見かける言葉だが、この香水は、いままでに出会ったどのバラ系の香水よりも忠実にバラの花の香りを再現しており、100%バラの花から摘出されたアロマオイルに限りなく近い香り。サンプルをもらって帰り、翌朝手首に2敵ほど滴らし、香りの変化を観察した。最初の3、4時間ほど、第1ノートの新鮮なバラの花束の香りが持続する。少しづつバラの香りがフェードアウトするのにかわって、第2ノートのImmortel、Geranium Roseの太陽をたっぷりと浴びた柑橘系寄りの甘酸っぱいような爽やかな花と、スミレの花のような深みのある香りが混じったような香りに変化する。そして、第3ノートのMuskのウッディでやや甘めな香りが数十分間程ほのかに香り、やがてそれも徐々にフェードアウトし、この香水が紡ぎ出す物語が終わる….. というわけで、私の愛用香水たちの仲間に加わる試験に見事合格!

香水は、人それぞれの匂いに応じて香りの変化に差異が出るので、まずはサンプルを纏って確かめることが自分の好きな香りに出会う大切なプロセス。店頭に足を運ぶなどしてサンプルを入手されることをおすすめします。贈られた香水は、贈り手が抱く自分のイメージを想像する醍醐味があり楽しいものだけど、やはり自分の好みにあわない香りは纏うことはないので、無駄にしないために人にあげてしまいます。

ウィルスは怖いですが、みなさまに少しでも春めいた心躍ることがありますように。

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Perris Monte Carlo 公式ウェブサイト

私はBergdorf Goodmanでサンプルをもらいました。ニューヨークでは他にNeiman MarcusやBloomingdalesでも取り扱っているようです。

日本国内ではこちらが、銀座に店舗もあり信頼の置ける販売元のようです。

<本日の1曲> Thom Yorke – Unmade

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