ラブレターフロムカナダ

DSC_0559カナダのバンクーバーを訪れた。

カナダは、学生時代にサンフランシスコからのんびり列車に揺られてシアトルへ、シアトルからフェリーでクイーン・ビクトリア島を訪問して以来だ。色とりどりの花が咲き乱れるクイーン・ビクトリア島の圧倒的な景観を目の当たりにしたときに感じた、天国ってこんなところにちがいないという確信に似た感覚は未だ鮮明に記憶に焼きついている。

バンクーバーは空気が清涼で水が美味しい。毎日視界に入る豊かな緑のせいか、たった4日間の滞在にもかかわらず視力がぐんと上がったように感じた。

道にゴミなど落ちておらず清潔で、人々が静かに暮らしを営む、穏やかな街。

利用した飲食店はどこも新鮮な食材を使い、どこそこの国の料理風にアレンジするなど、ときには面倒くさく感じられるヒネリなど効かされていない、素直でシンプルな味付けにホッとした。なかでも中華料理は特筆すべき美味しさ。地元の中国人曰く「本場より美味しい」とのこと。

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Harbor Green Park
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Harbour Green Park

一番好きになったのはHarbour Green Parkのあるエリア。水辺には美しく整備された公園があり、それは公園づたいに連なるコンドミニアムの庭のようになっている。こんな場所になら別荘をほしいと思うほど気に入った。私の理想の天候である曇りや雨天が多いことも好ましい。バンクーバーは住みたい街の上位に常にランクインしている。近年は土地の価値がさらに値上がりしているそうで、このエリアでワンベッドルームのコンドミニアムが軽くミリオン単位とか。猫たちもいるのだし、せいぜい年に1、2度くらいしか訪れることのできない場所に別荘を持ってもあまり意味を成さない。マンハッタンから車で3時間以内の場所がベストであろう。

滞在初日は、English BayにあるSylvia Hotelに一泊した。以下の写真でご覧のとおり、重厚感漂う外観の老舗ホテル。私はモダンよりアンティークを好むので、当然古めかしい建築物も好きだ。だがこのホテルに関しては、部屋がアップデートされていなかったのが非常に残念であった。せめてバスルームは新調してほしい。ロケーションと外観の雰囲気はイチオシだが、宿泊は正直あまりオススメできない。

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Sylvia Hotel 鬱蒼と絡まる緑が蔦というより、もはや森
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Sylvia Hotelの外灯

残りの日々は、Hyatt Regencyに滞在した。このホテルは比較的新しいこともあり、バスルームが最新の設備、ベッドの硬さも申し分なく、コンクリート造りで物音ひとつせず、ゆったり寛いだおかげで日中思い切り動き回ることができた。フロントにフルーツと野菜風味のお水が常備してあるのも気が利いている。お値段の張らない、おすすめホテルです。

おいしい朝食を出すお店では、日本からワーキングホリデーを利用してカナダに渡り、働いている女の子たちに遭遇した。素直で真面目によく働く若い子たちを雇えて、お店側はさぞ助かっているだろうし、まだ言葉が不自由な彼女達は働く場所を提供してもらえて助かっているのだろう。楽しそうに立ち働いていた。

夫の幼馴染達にお目にかかれたことも、この旅の一大イベントであった。相方に負けず劣らず人柄のよい人々に温かく迎えられ、初対面にもかかわらず心から楽しい時間を過ごした。人見知りのわたしにとって、特筆すべき非常にめずらしい出来事なのだ。

豊かな自然と適度な都会さが程よくブレンドされたバンクーバー。ぜひ再訪し、山歩きなど大自然の懐に飛び込んでみたい。

Harbour Green Park

Hyatt Regency Vancouver

Scoozis  朝食の美味しいお店

<本日の1曲> 平尾昌光&畑中葉子 – カナダからの手紙

平尾氏のヘアスタイル….. すてき。