仕事がひと段落し、久々の投稿。
先週7/19金曜午後から7/21日曜にかけて、ニューヨークは熱波で35℃前後まで気温が上がり記録的な暑さだった。
気温が最も上昇した時間帯の体感温度は45℃くらいだったとか。まるでサウナ。
はるばる西海岸からニューヨークへ移住した理由は、『歩ける』街に住みたかったことと、暑い夏が恋しかったこと。
だから、熱波注意報はさほど気に留めず、土日の午前中は嬉々として気に入りのサマードレスを着て出歩き、真夏を満喫した。
ところが日曜晩のニュースで、今回の熱波で6名が亡くなられたことを知り、暑いのが好きだなどと呑気だった自分に恥じ入り、しんみりした気分に。
そんな夜はキャンドルを灯したいところだけど、部屋の温度を少しでも低く保つため、お香を焚いた。
さて今回はオススメの飲み物、とうもろこし茶と、とうもろこしヒゲ茶について。
朝鮮では古くから日常的に飲まれているお茶であり、朝鮮出身である祖母に育てられた私にとって、とうもろこし茶は子供の頃から慣れ親しむオフクロの味的な飲み物。
私のルーツについては、後日あらためて先祖の写真などを交えてアップする予定。
とうもろこし茶
祖母がいつも常備してくれていたのは、常温のトウモロコシ茶。
自分で用意するようになってから気づいたのは、麦茶同様、茶葉入りではないので腐りやすいこと。特に夏場は必ず冷蔵し、2日以内には飲みきりたい。
そんな日持ちしないお茶を常温で常備していた祖母は、当日飲み切る分だけをマメに作ってくれていたんだなぁ。大切に育ててくれてありがとう。とっくの昔にあちら側へ旅立った彼女にはもう届かないだろうけど、せめて宇宙まで届け。宇宙に浮遊し続ける、永久保存された祖母への感謝の気持ち。
とうもろこし茶の効能
- ノンカフェイン
- 豊富なカリウム・リノール酸がむくみ解消・高血圧防止
- 豊富な鉄分で貧血予防
- βカロテンとビタミンEで美肌・アンチエイジング・冷え性改善
私が住む建物のロビーをはじめ、オフィス、出先のデパートやカフェなどでエアコンが効き過ぎて寒いほどのニューヨークの夏には特に常備したい飲み物、愛しのとうもろこし茶。
とうもろこしヒゲ茶
ニューヨークで暮らすようになって 、コリアン・グロサリー・チェーン店Hマートを訪れ、はじめてその存在を知って以来、愛飲するヒゲ茶。
とうもろこし茶は香ばしく甘みがある一方、ヒゲ茶はとうもろこし茶を薄めて微かに苦味を足したような風味。全然飲みづらいことはないけど、好みによっては冷やすとより飲みやすい。
ヒゲ茶の効能
- ノンカフェイン
- カリウム・食物繊維・鉄分・ビタミンK等の栄養素が豊富
- カリウムが体内の余分なナトリウム(塩分)の排出を促し、むくみ解消
- むくみ解消により心臓の負担が軽減され、血圧降下につながる
- 豊富な食物繊維による便秘解消
- 利尿作用による余分な水分と毒素排出で美容効果、膀胱炎や結石を防ぐ効果
違うのは風味くらいのもので、どちらのお茶もほぼ同じ成分が含まれる。私は肌を労る効果を期待できるビタミンEを含むトウモロコシ茶派。
健康食に特にこだわることなく好きなものを好きなときに食べ、飲酒と喫煙生活を過去20年間つづけていても健康を保っていられるのは、とうもろこし茶を幼少の頃から飲む習慣の恩恵かも。
ただし、飲酒はワインやシャンパン、プロセッコなどアルコール分控えめなものを日に1、2杯、喫煙は日に0〜3本程度なので、健康を害する主要原因にはならないかもしれないけど、ほぼ毎日摂取してきたのは確か。丈夫な身体のDNAにあらためて感謝。
<本日の一曲>
David Bowie – Space Oddity