今回は、私が愛用するサングラスのこと。
アメリカでは服を纏うように日常的に着用されるサングラス。私も年間を通じ外出には必ずサングラスを持参する。万が一に備え、晴れの日以外も服のポケットやバッグにサングラスを忍ばせて。
猫たちが自由に日向ぼっこや外を眺めて楽しめるよう、うちの窓は24 hours/7 daysシェード全開。そのため晴れの日は家の中でもサングラスをかけることも。
サングラスを単なるファッションとして纏うことも勿論素敵だけれど、私の場合必要に応じて使っているうちに気付いたら生活必需品化していた。

幼少の頃から一貫して、明るすぎない環境を好んできた。小学校入学時、優しい姉が自室を最初に選ぶ権利を与えてくれた際迷わず選んだのは、陽当たりのいい2階の部屋ではなく、一階の玄関近くにあった裏庭に面した北向きの部屋だった。

いまでは健康のために仕方なく時々日光浴をするけれど、相変わらず最も心落ち着くのは曇りや雨の日。
そんな私のヒーロー、サングラス。
バットマンやスパイダーマンは残念ながら架空のヒーローだけど、サングラスはいつだってどこにいたって傍に寄り添っていてくれる頼もしい存在。
長年のサングラス浮き草ライフから解放され、ここ3年ほど愛用しているのがTierry Lasryのサングラス。



この春、青縁のWAVVVY 3471を入手。夏はより長時間かけることが多くなるサングラス。視界に入るのが透き通った綺麗な青のほうが気分良く過ごせるでしょう。人の気分って、まわりにいる人や動物、植物にも伝染することをご存知でしょうか。自分が上機嫌でいるよう意識することは、周りにもいい影響を及ぼすんですね。
Thierry Lasryは、フランスのThierry Lasry氏が「Futuristic Vintage/未来派のヴィンテージ」をスタイルコンセプトに掲げ、自身の名をブランドに冠し2006年に立ち上げたブランド。イタリアの老舗メーカーMazzucchelliのアセテートだけを使い、全てフランスの熟練職人による手作り。
父は眼科医、母はデザイナー。まさにサングラスデザイナーに成るべくして生まれてきたような人。

私がThierry Lasryを愛用する理由は、デザイン然り、ピタリと顔に吸い付きカスタムメイドされたかのような、かけていることを忘れるような軽い装着感で長時間着用にも耐えうること。色々なサングラスを試してきたけれど、かけているうちにずり落ちてきたり重たかったりで、中々コレというものに出会えなかった。特に夏場のサングラスは汗で滑りやすいのだ。
愛用する理由のもうひとつ重要な点は、サングラスによくあるテンプルに大きくブランドロゴが入っていないこと。(Thierry Lasryロゴはテンプルの内側にあり、外側からは見えないデザイン。)
デザインによっては比較的値段が張る枠に入るものもあるが、大変しっかりした作りで、相当雑に扱わないかぎり一生モノとして使えるでしょう。さすが手作り。



眼も確実に紫外線ダメージを受けるので、サングラスは是非UV保護つきを。Thierry Lasryのサングラスは全て100% UV 保護付ですよ。
<本日の一曲>
The Strokes – The Modern Age
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